お身体の状態を把握するために症状、既往歴、生活習慣等をお聞きします。治療に必要なことのみお尋ねします。
用意しております治療着に着替えていただき、脈、腹部、患部などの全身を見ます。
症状のある箇所だけでなく、バランスを見て、その症状の原因になる患部を治療いたします。
治療前の症状の状態を知り、鍼灸治療の効能を高めるために、筋肉の緊張を緩めるマッサージをいたします。
鍼治療（はり）
鍼を用い、主に経穴（ツボ）にあたる部位や特定の筋肉・各部位などに対し治療を施し、症状の改善に効果をあげます。鍼治療は、鎮痛効果、血液循環の改善、内臓の機能調整、などの生体の恒常性の維持に寄与するものです。
鍼を刺すことで「痛い」と思われる方も多いようですが、治療に用いる鍼は一般的には直径0.2ミリと毛髪ほどの太さしかありませんし、習熟した技術により、瞬間的に皮膚を通過させてしまうので、ほとんど痛みはありません。
■頚部、肩の凝りや痛みがある患者さんの治療例
東洋医学には、病所より遠くはなれた下肢を刺す遠道刺(経絡治療)という刺法があります。病が上（頭、首、肩、体幹部、六腑など）にある時は、膝の周囲やその下にあるつぼを刺します。
■立ち仕事等で慢性的な腰痛がある患者さんの治療例
腰部の治療の一例です。腰痛がある時には、膝の後ろに反応が出ている場合があるので、同時に治療します。
■膝に痛みや腫れがある患者さんの治療例
慢性的な膝の痛みや腫れ、水がたまっているといった症状の患者さんの治療例です。鍼、灸を併用することによって鎮痛効果や血流の循環を高めます。膝以外の関節痛の治療にも効果的です。
■一日中パソコンに向かう事務等で眼精疲労による首、肩こりのある方の治療例
長時間同じ姿勢でパソコン作業などをされる方は、眼精疲労からくる血行不良により首、肩にもこりや疲れの症状が現れますので、お顔と首、肩の経絡を同時に治療していきます。
お顔には、眼精疲労、睡眠不足等だけではなく、心と身体のストレスも表れます。
丁寧な鍼治療で身体だけでなく、お顔と心の疲れを取り除きませんか。
灸治療（きゅう）
艾（もぐさ）を用い、経穴（ツボ）にあたる部位に温熱刺激による治療を施し、生体の恒常性の維持に寄与し、症状の改善に効果をあげます。
鍼治療と同様、血液循環の改善、鎮痛効果、内臓の機能調整、などがあります。
適応範囲は広く、慢性の関節痛、リウマチ、胃腸病、頭痛、神経痛、婦人科疾患、呼吸器疾患等にも効果があります。
また、風邪、腹痛、中毒、炎症性疾患などの急性症状にも有効な場合があります。
透熱灸 温筒灸
（台座がついており優しい温熱刺激があります。）
お灸の痕が気になる方には、患者さんの気持ちの良いところで消化する知熱灸という方法で、お灸をすべて燃やしきらずに直前で消してしまうので、痕が残る心配はありません。
知熱灸の他にも焦灼灸（イボやウオノメ等を治す）、打膿灸（灸痕に薬剤を塗り化膿させ、膿や漿液の排出させる）、隔物灸等の治療法もあります。
隔物灸は皮膚と艾の間に生姜、大蒜、味噌、塩などを介在させ、温熱（湿熱、乾熱）や介在物の含有成分による作用等を期待する灸法です。
完全燃焼の前に消化しています。
お身体の状態を確認して終了です。
ゆっくりされたい方は、横になって15～20分お休みください。
■美容顔鍼
美容のために肌のハリや、潤いを持たせ、顔を引き締めるための経穴「ツボ」も存在しています。
お顔にはシミ、くま、吹き出物、肌荒れ、くすみなど様々な美容上のトラブルにはものがあり、そのような症状に対し、東洋医学からアプローチしていくというのが美容鍼です。
美容の経穴は、顔に集中しています。その経穴を刺激することによって、顔に潤い・弾力を持たせ、顔色を明るく爽やかになります。また、目の周りや鼻の周りのツボも刺激する為、眼精疲労や鼻詰まりなどの症状も同時に改善していきます。
同時に頭部のマッサージやデコルテ部、首のマッサージも行うことにより、更にリンパや血流の流れを良くしていきます。
■アクセスランダム波治療器
アクセスランダム波治療器は高周波電流を使用し 不快なピリピリとした刺激感がなく、体内深部までの透過性に優れ、深部を活性化させ、早期の症状緩和に効果が期待できます。
頸、肩こり、頚椎捻挫、五十肩、背部痛、腰痛、膝痛、坐骨神経痛、関節可動域改善、捻挫、怪我のリハビリ等に大変効果があります。施術後、長時間にわたり効果が持続し痛みを和らげます
また、筋の収縮作用にも優れているので、筋麻痺時や筋力低下時の運動施術、筋力アップ、引き締め効果も見込めます。
